マルセン

割賦手形専用口座

住宅や自動車等の購入による割賦代金支払いのために振出した約束手形の決済を主目的とする当座勘定を、専用約束手形口座勘定、略してマルセン当座勘定と呼称します。

これは、割賦販売の普及につれて、買主が普通預金取引しかない銀行を支払い場所とする月賦手形を振り出す例が増えたことから、取引なしという不渡り手形が激増したので、これを防ぐため割賦手形等の決済のみを目的とする当座勘定を設けることとし、昭和40年12月から実施されたものです。

この制度は、銀行のみでなく、預金を取り扱うすべての金融機関で実施されています。

マルセン口座勘定

マルセン口座勘定は、割賦代金等の支払いを目的とする約束手形にしか利用することは出来ません。そして、この手形については、全国銀行協会連合会で統一した規格様式を定めており、表面にマルセンと表示されています。

このように、一般手形や小切手についてはこれを利用することが出来ませんので、たとえマルセン手形以外の手形が支払い呈示されても、約束用紙相違の不渡り事由により返却されてしまいます。マルセン口座勘定を開設するには、申込書に口座開設の理由など所定の事項を記入して申し込みます。その際には、通常、割賦販売業者発行の割賦販売通知書を必要とします。