経済

ベンチャーキャピタルとは

ベンチャーキャピタルとは、和訳すると「冒険する資金」となります。いわゆる将来、有望な企業に投資、出資をして支援をするシステムです。企業の資金調達として、一種の先行投資となります。

このような表現を使うといかにもハイリスクの企業への投資に聞こえますが実際は地味な一面があったりします。

また、ハイリスクの企業に対しては、投資、出資側のかなりのめり込んだアドバイスもあります。あらゆる企業は夢の先取り、つまり現在いかに盛況であったとしても、3年から7年後はどうなっているかは分かりません。マルチメディア、ハイテク、バイオ関連企業といっても環境によって盛衰はつきもので、金融機関もまたそれを意識しています。

今はパッとしないが将来性は高い、こういったベンチャービジネスへの投資や出資は先進国では当然の行為であり、日本ではやや遅れているといえるでしょう。ベンチャーキャピタルの対象企業を要約すると以下のようになります。

株式未公開が原則

一般的に中小企業が多いですが、株式未公開が原則です。投資、出資者側にそのことによって将来、増資新株を引き受け見返りが期待されるからです。投資、出資者側は「リスクも存在するが大化けすると大儲け」といった打算があります。

したがって企業としては、どうしても成長が条件であり、投資・出資する側の期待に背いては終わりです。それだけに経営指導や役員の派遣を受けたりもします。

公正取引委員会の制約

かつてはこういった役員の派遣は公正取引委員会によって制約されていましたが、今ではその規制は緩和されています。銀行や公的金融機関が貸してくれないような大きな資金を調達出来るのも、ベンチャーキャピタルのメリットといえるでしょう。

ベンチャーキャピタルは国内のみでなく海外への投資も盛んに行われています。会社によって相違しますが、住宅、建設、不動産、電気、化学、繊維・・・枚挙に暇がないほどあらゆる分野にわたっています。

初歩の経済の仕組み